滋賀県における脳性麻痺児の実態（第10報） ―昭和62年度出生児を対象として―

大谷淳、分木ひとみ、浦岡健、他3名

滋賀県では大津市民病院や滋賀県立小児保健医療センターの前身である滋賀整肢園で、昭和50年前後よりその取り組みが開始された。我々は滋賀県における脳性麻痺児の就学状況について、昭和54年度出生児より調査をはじめ、就学時の運動機能を中心に報告してきた。今回も治療技術の反省、各児の目標設定、今後の社会的な取り組み方針を考える目的で調査・考察した。

日本ボイタ研究会『ボイタ学会誌』

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