観光表象の形成プロセスをめぐる人類学的研究―カメラマンが写した中国雲南省元陽の棚田を中心として
孫 潔
中国雲南省元陽棚田地域を事例とし、観光表象の形成プロセスに着目し、観光客の一形態としてカメラマンを取り上げ、彼らの視覚イメージがどのように観光表象に影響を与えるかを考察してきた。カメラに写された写真を媒介とした「美しい棚田の自然景観」と「多彩な少数民族の人文景観」の写真が大量生産され、元陽棚田の「壮観」、「大地の彫刻」、といった観光イメージが構築されてきた。
旅の文化研究報告
旅の文化研究所