『語り継ぐ日本の歴史と文学』
久曾神昇、田中登、日比野浩信、熊谷由美子、和田明美、黒柳孝夫、片山武、藤井貴志、権田浩美、廣瀬憲雄、山田邦明、神谷智
蒲郡市民教養講座で講演する等かかわった講師陣が、郷土に関わる歴史や文学を各々のテーマに沿って論じた論文集。本人担当は昭和初期の有力雑誌『四季』の中核にあり、また豊橋市とも縁の深い丸山薫(豊橋市は丸山薫賞を運営)の詩業において、現在最も評価されている〈物象詩〉における擬人化と、特異な〈郷愁〉について考究した。(p186~p203)
「丸山薫の詩世界―擬人化される〈物象〉の来歴」
p186~p203
青簡舎
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