住民投票制度、個性の競い合い始まる
住民投票を制度化する条例は、当初のものと比べ個性化が進み、その意味で各自治体が個性を競い合う段階へ入っている。一方で、民主党政権のもと住民投票を法制化する動きも見られるが、地方6団体が反対するなど立法化への道のりは平たんとは言い難い。法制化を急ぐよりかは、自治体レベルでの「実験」がもっと広がりを見せ、動かしがたい「立法事実」が備わったときこそが立法化にふさわしいタイミングではないかと考えられる。
日経グローカル
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