応用行動分析を用いた幼稚園教諭の総合的な指導の変容の可能性―設定保育場面を中心として―
佐藤 和順、柏 まり
本研究の目的は,幼稚園教師が質の高い保育を認識することで,教室内の行動も質が高いと考える方向へと変容することを検証することである。本研究では保育の質を評価するにあたり独自に作成した「保育者の行動」チェックリストを指標として用いた。調査の結果,幼稚園教師が質の高い保育を認識することで,行動も質の高い保育へと変化していくこと,変化の表れやすい項目があることが明らかとなった。
教育学部論集
佛教大学
31