積極的な離床により車イス座位獲得を目指した作業療法~食事環境設定により経口摂取量増加に至った一例~
殿内優斗,深川みゆき,小池伸一,佐々木華子,小谷将太
第5回京都府作業療法学会
京都府作業療法士会
京都市
本症例は頚髄損傷,脳挫傷,硬膜外血腫を呈し,長期の固定姿勢にて臥位より異常姿勢パターンを認めた.また経口摂取量も増加せず,活動性低下が著明であった.今回,離床促進に加え,食事環境調整を行った結果,経口摂取量向上・蓐瘡状態改善を認めた.