児童生徒の行動面の問題と上肢協調運動との関係
尾藤祥子丹葉寛之大西満小池伸一
第53回日本作業療法学会
日本作業療法士協会
福岡市博多区
小学校4年生36名にTraceCoderRを用い5種類の基線をなぞるテストによりずれ平均,筆圧平均等を評価した.またSDQを用い向社会性を評価した.その結果プラス記号と渦線の多項目で要支援群と健常群に有意な差が認められた..SDQにおいて向社会性がSome needs ,High needsに当たる要支援群の児童ほど「プラス記号」と「渦線」に時間がかかるズレが大きいことがわかった.