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基本情報
| 氏名 |
小池 伸一 |
| 氏名(カナ) |
コイケ シンイチ |
| 氏名(英語) |
KOIKE Shinichi |
| 所属 |
【教員用】 通学課程 保医技学部 作業療法学科 |
| 職名 |
教授 |
| researchmap研究者コード |
6000005963 |
| researchmap機関 |
佛教大学 |
1.緒言 - 愛知県A市では1990年代より作業療法士が配置され、その後、保育園訪問が開始された。現在までに、作業療法士(以下OT)が行った訪問件数は約230回、対象ケース数は延べ600名以上にのぼる。本研究では、これらの訪問記録をもとに、保育園から寄せられた支援ニーズの傾向およびOTが実施したコンサルテーションの内容を明らかにすることで、保育現場における支援ニーズの把握と、今後のOTによる支援の在り方を検討することを目的とした
- 2.目的
- 保育園側がOTに訪問を求める際のニーズの傾向を明らかにする
- 保育園訪問においてOTが提供した支援内容の特徴を分析し、支援の質的向上に資する知見を得る
- 3.研究方法
- 2018年7月から2025年8月の間に、OT2名がA市内の保育園等へ約230回訪問を行った。1回の訪問につき、平均して2~3名の児を対象としたコンサルテーションが行われ、延べ600ケースの記録が残されている。そのうち無作為に160例を抽出した。
- 分析対象は、以下の記録情報である。
- ・保育士からの相談内容
- ・OTによる観察所見・支援提案内容
- これらのテキストデータを、テキストマイニングソフト「KH Coder」により処理し、多次元尺度構成法(MDS)により語の位置関係を確認した。
- 4.結果
- 相談内容からは、保育士は「ことば」「遊び」「食事」「友だち」に着目し、OTは児の様子を観察して「遊び」「動き」「手」「食べる」に着目している。そしてOTからの助言内容としては、「遊び」「体」「運動」「手」に着目した助言を行っている。これらの頻出語をMDSにより語の位置関係を確認した。両者とも「遊び」に着目し、保育士は「ことば」「友だち」を中心に、OTは「手」やADLを中心にこどもを見ている。
- 5.結論
- 両者の視点は相補的であるが、着目点には違いが認められた。この違いを可視化したことは、保育現場における専門職連携のあり方を検討する上で有用であり、今後の専門職連携における支援の方向性を示す知見となる。
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