幼児期後半 (4~6歳児) に見られる気になる子の行動特性に関する研究 -行動特性と運動的側面の関係性について-
丹葉寛之大西満尾藤祥子小池伸一小林陽之助
キーワード:気になる子行動特性運動的側面 近年 幼保施設における「気になる子」の現状報告が数多くされているが 研究者間で定義や捉え方も一致せず主観的である. 気になる子の示す行動を 客観的に捉え 子どもが示す行動背景を様々な視点で分析し 理解すること が 適切な支援につながると期待される. 本研究ではSDQを用いて子どもの 行動を客観的に捉え 運動的側面から分析を行った. 結果 幼児期の運動的 側面が行動特性に影響し しかもバランス能力が直接的に影響を与えること が明らかになった.
大阪作業療法ジャーナル
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