作業療法学生の学習動機

小池伸一、山口隆司、狩長弘親

キーワード：学習動機、内発的動機、外発的動機 A大学作業療法学科学生の1学年から4学年162人を対象とし、学習動機の調査を行い、学習動機の下位項目、充実・訓練・実用・関係・自尊・報酬の志向の関係について分析した。志向は充実に近いほど内発的動機が強く、報酬に近くなるほど外発的動機が強くなる。分析の結果、1･2・3学年で学習内容の重要性において重視する傾向と軽視する傾向に有意な差が認められたが、4学年では学習内容の重要性において重視する傾向と軽視する傾向に有意な差が認められなかった。以上からA大学作業療法学

吉備国際大学保健福祉研究所紀要

9