五代十国史と契丹
山崎覚士
本稿では,五代期において,契丹が中原を支配した際に,それが他の諸国にも承認され,正当な中原王朝と認められており,五代ではなく実際は六代であったことを指摘し,また呉越国と契丹の交流をしめす考古資料などを紹介した。
『アジア遊学 契丹[遼]と10~12世紀の東部ユーラシア』
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