孔雀と道長-唐物から見た日中交流史
佛教大学オープンラーニングセンター
学部提供講座
佛教大学 15号館南館
藤原道長は、あるとき孔雀を自身の邸宅で飼い始めた。この南国の鳥はどのようにして、日本の貴族の手に渡ったのだろうか。そこには、交易を担った海商、中国の国際海港都市明州、さらにはインド・アフリカにまで至る交易網が深くかかわっている。本講座は、孔雀等の唐物を手掛かりに、当時の日中交流の一端を紹介する。