雲南省における棚田とハニ族のエスニシティー
孫 潔
中国雲南省元陽県にある棚田に焦点を当てて、棚田がいかにハニ族の特殊性、独自性を象徴するものとして形成されてきたかという過程を明らかにする。また地方政府がはじめとする、棚田をハニ族の独特な文化のシンボルとして代表させようと企図し、さらに「紅河ハニ棚田」という名称で世界文化遺産登録を申請している事例を考察し、現代中国における民族的なアイデンティティーの新しい展開を検討してきた。
東北アジア研究
東北大学東北アジア研究センター
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