ヤージュニャヴァルキヤの出家道 : Bṛhadāraṇyakopaniṣad 3,5 "bālyena tiṣṭhāset" について
細田 典明
ウパニシャッド研究9【瞑想・アートマンの認識】『プリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』3,5は出家主義を強調し、仏教・ジャイナ教に先行する文献として参照される。その中で“bālyena tiṣṭ hāset”は様々な解釈がなされたが、ヤージュニャヴァルキヤの説く出家道の一課程として「愚者として住すべきである」として理解されるべきことを、シャンカラ注の議論からサンニヤーサ系新ウパニシャッドの用例から解明。
印度学仏教学研究
日本印度学仏教学会
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00194344
1.10E+11
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002661611