論文

基本情報

氏名 田尻 后子
氏名(カナ) タジリ キミコ
氏名(英語) TAJIRI Kimiko
所属 【教員用】 通学課程 保医技学部 看護学科
職名 教授
researchmap研究者コード 5000066796
researchmap機関 佛教大学

題名

中高年女性における尿失禁による日常生活のQOLに及ぼす影響

単著・共著の別

共著

著者

田尻后子、霍 明、曽我部美恵子、 岩崎朱美、四方早子、丸山仁司

担当区分

 

概要

〔目的〕中高年女性において尿失禁が日常生活のQOLにどのように影響しているか,を明にすることである.〔対象と方法〕自立生活している40歳以上の女性262人,排尿状態における日常生活への影響について①属性②排尿に関すること③日本語版IIQ(Incontinence Impact Questionnaire)質問用紙に無記名自己記入式による調査を実施し
多変量分析を行った.〔結果〕対象者の平均年齢は56.1±10.0歳.尿失禁ありは,111人(42.4%),以前に尿失禁の経験ありは,39人(14.9%),全くなしは,112人(42.7%)であった.尿失禁のタイプは,腹圧性尿失禁が62名(55.9%),切迫性尿失禁が13名(11.7%),混合性尿失禁が36名(32.4%)であった.ロジステック回帰分析では,年齢とIIQ項目の「Q5歩く・泳ぐ・スポーツでからだを動かす」「Q11地域の集会に行く」「Q19 どんな服装をするか」「Q30 恥ずかしい思い」(p<0.01),「Q6娯楽(映画・コンサートなど)を楽しむ」「Q8車やバスで家から30分以上の場所へ外出する」「Q23 臭わないか,という心配のために活動が制限される」(p<0.05)の8項目を抽出した.因子分析では,因子1≪日常の生活行動≫,因子2≪余暇行動≫,因子3≪気がかりな対人行動≫の3因子を抽出したCronbachの係数は,.975であった.〔結語〕尿失禁を経験している中高年女性は,心理的影響をもちながら家庭生活や対人関係、社会活動のQOLに影響を与えていることが示唆された.

発表雑誌等の名称

理学療法科学

出版者

 

35

開始ページ

315

終了ページ

319

発行又は発表の年月

2020/03

査読の有無

有り

招待の有無

 

記述言語

日本語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

国際・国内誌

 

国際共著

 

ISSN

 

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論文の学内分類

原著

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