『本朝二十不孝』「今の都も世は借物」結末部解釈をめぐって ―漢文帝説話との比較を中心に―
浜田泰彦
京都近世小説研究会
同志社女子大学
『本朝二十不孝』「今の都も世は借物」(巻1の1)結末部における『二十四孝』「漢文帝」説話の利用のあり方と、それにともなう新たな解釈を提示した。