「今此娑婆に掴みどりはなし—『日本永代蔵』「身代かたまる淀川のうるし」の没落譚をめぐって—」
キーワード:井原西鶴、『日本永代蔵』、過書船、河村与三右衛門『日本永代蔵』「「身代かたまる淀川のうるし」(巻六ノ四)で主人公が没落した原因を、主人公のモデルである河村与三右衛門家代々がつとめた過書船奉行の専横ぶりが関与したと解釈した。
『近畿大学日本語・日本文学』
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