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基本情報
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| 氏名 | 井上 洋平 |
| 氏名(カナ) | イノウエ ヨウヘイ |
| 氏名(英語) | INOUE Yohei |
| 所属 | 【教員用】 通学課程 社会福祉学部 社会福祉学科 |
| 職名 | 准教授 |
| researchmap研究者コード | B000234493 |
| researchmap機関 | 佛教大学 |
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本稿の目的は、能力の高次化に価値を置く能力主義とこどもの発達の間に生じる緊張関係を、保育や教育に文脈に沿って取り上げながらそれを解きほぐす可能性を探ることである。まず、社会や保育や教育のあり方の相対的位置を確認し、日本の保育や教育の現場が抱える困難さの理由を検討した。ついで、国内で実践されている個々のニーズを出発点にした取り組みと、Tronto(2013)が言及するケアの倫理の五つの局面との同型性を指摘した上で、「みんなで一緒に」という意識の強い日本の文化的特徴を考慮した展開を図るためにBandura(2000)の集合的効力感(collective efficacy)を取り入れることの有用性を提起した。そして実践における留意点を指摘した上で、ケアの倫理にもとづく実践は政治的であることを確認した。