ヨーロッパ境界地域の歴史的経験とパトリア意識/市民権
日本学術振興会
科学研究費助成事業
東京外国語大学
篠原 琢戸谷 浩吉岡 潤割田 聖史青島 陽子古谷 大輔小森 宏美秋山 晋吾中澤 達哉小山 哲池田 嘉郎平田 武梶 さやか
基盤研究(A)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22242023
本プロジェクトは、ポーランド=リトアニア連合王国(ロシア帝国西部諸県)、ハプスブルク帝国、沿バルト地域を中心に、近世から現代にいたるネーション、およびナショナリズムの動態を分析してきた。ここでは近世から20世紀にいたる各時代の政治社会におけるネーションの多次元的な機能と構成が分析された。近世期のネーションは、多様な政治的、文化的文脈で構築され、さまざまな価値と関連付けられ、ネーション理解は単一の政治社会に収斂しない。 近代のネーションは政治社会における多様な交渉を全的に文脈化する傾向をもつ。本研究は個別研究と比較史の方法で境界地域におけるこの過程を明らかにした。