競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 小山 哲
氏名(カナ) コヤマ サトシ
氏名(英語) KOYAMA Satoshi
所属 【教員用】 通学課程 歴史学部
職名 特別任用教員
researchmap研究者コード 1000034812
researchmap機関 佛教大学

タイトル

貴族共和制期ポーランドにおける国制改革論の系譜

提供機関

日本学術振興会

制度名

科学研究費助成事業

研究機関

京都大学

研究期間(From)

1999

研究期間(To)

2001

担当区分

 

担当研究者

小山 哲

研究種目

基盤研究(C)

形式

KAKEN URL

研究概要

本研究では、16世紀から17世紀初頭にかけてのポーランドにおいて国制の変革にかかわる一連のテキストを、具体的な政治過程との関わりのなかで考察した。16世紀の国政上の争点は多岐にわたるが、本研究では、(1)空位期と国王選挙、(2)辺境防衛と領土の拡大、の2つの問題に注目した。
(1)の問題については、国王選挙制にかんする全般的考察を行なうと同時に、16世紀後半にこの制度に批判を加えたウカシュ・グルニツキの国制改革論の内容を検討した。また、空位期と国王選挙の具体的な事例としてヤギェウォ王朝断絶後の第1回空位期をとりあげ、国王自由選挙をめぐる議論や、フランスとポーランドの国制の比較論(絶対王制対貴族共和制、世襲王制対選挙王制)など国制改革にかかわる言説が、16世紀後半のポーランド貴族層(シュラフタ)の対フランス観に大きな影響を及ぼしていたことを明らかにした。
(2)の問題については、ポーランド国家の東方への拡大、とくにウクライナへの植民の推進を主張する一連の議論に着目した。植民推進論者たちは、西欧諸国が海外に植民地を獲得しつつある状況を念頭におきながら、ポーランド独自の植民地空間をウクライナにみいだした。本研究では、「新世界」にかんする情報の流通経路と内容、新しい空間認識が政治的言説に与えた影響、現実のウクライナ植民の実態との対応関係などを明らかにした。

資金種別

 

国際共同研究

 

課題番号

 

体系的課題番号

 

主要業績フラグ

その他