『「日本詩人」と大正詩―〈口語共同体〉の誕生―』
勝原晴希、松村まき、安智史、黒坂みちる、長尾建、五本木千穂、徐載坤、渡邉章夫、権田浩美、堤玄太
大正期最大の詩人団体「詩話会」と、その機関誌『日本詩人』を検討し、〈民衆〉が登場する大正期における口語自由詩をめぐる様々な問題を考究した。本人担当は「〈永遠の新人〉川路柳虹」において、日本初の口語自由詩の作者である川路柳虹の『日本詩人』における活動について論じた。また『日本詩集』の総目次を共同で作成した。
p299~300p p329~360
森話社
357頁