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基本情報
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| 氏名 | 権田 浩美 |
| 氏名(カナ) | ゴンダ ヒロミ |
| 氏名(英語) | GONDA Hiromi |
| 所属 | 【教員用】 通学課程 文学部 |
| 職名 | 特別任用教員 |
| researchmap研究者コード | 5000041862 |
| researchmap機関 | 佛教大学 |
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第24回中原中也賞受賞を皮切りに、第43回野間文芸新人賞、第168回芥川龍之介賞(「この世の喜びよ」)と、韻文・散文の両ジャンルにおいて名だたる賞を次々に受賞し、注目を集める作家・井戸川射子。井戸川の第一詩集『する、されるユートピア』は、選評時には「母の死」をテーマとみなす流れが主流を占めていた。しかし、受賞時の井戸川の状況や「受賞のことば」、そして詩集の構成を踏まえた上で、詩世界を分析したところ、全く異なるテーマが浮かび上がってきた。限られた時間を生きる人間の命や生の在りようと、その中で継承されてきた言葉を肯定する姿勢である。これは同時期の井戸川の韻文・散文両ジャンルにも共通する大きく普遍的なテーマでもあった。あらゆる命とつながる人間の生と、受け継がれてきた言葉への言祝ぎに満ちたこの詩集一冊を読み解いた。