〔書評〕佐々木寿美(2010)『キャリア公務員論』芦書房
著者がカリフォルニア大学バークレー校に留学しつつ研究したアメリカで公務員養成カリキュラム編成の紹介が主体であり、それを日本で活かすことがメインの主張である書籍。私は、アメリカにて、知識主体でなく、創造性を開発するための科目や、調整能力を養成する科目なども重視されている点に着目し、日本の公務員研修の内容としても推奨できるであろうことを指摘する書評とした。
政策研究フォーラム『改革者』2011年7月号 65頁
2011年7月号