福祉学専攻学生のアウトプットの力を活用した平和学習の提案ー原爆を巡る虚構に抗う平和学習教材の検討と原爆展の活動からの考察-
眞砂照美
日本社会福祉学会第21回フォーラム
日本社会福祉学会
宮城県仙台市
社会福祉における非戦・非核・平和の意味を問いかける。また、今もなお、市井の人々によって吟味されることなく伝達され温存されている原爆を巡る虚構の例を取り上げ平和学習教材を検討する。原爆展を開催した学生の平和のインプットとアウトプットの力は、被爆者の証言や被爆者とともにソーシャルアクションを行っているソーシャルワーカーとの体験を通して醸成される。平和学習教材は、この三者関係から創り出すことが必要である。