てんかん相談におけるワーカー・クライエントの双方向エンパワメントプロセス:医療ソーシャルワーカーの役割期待
眞砂 照美
てんかん患者への大規模調査の先行研究から、医療機関での相談に訪れることが少ないことが明らかになっている。そこで、てんかん相談を受理し、相談援助のプロセスがどのように展開されていくのかを、ワーカー15名へのインタビューを行い、M-GTAを用いて分析した。41概念、8のカテゴリーが生成され、クライエントもワーカーも双方向のエンパワメントプロセスが生じていたことが分かった。
九州保健福祉大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程