20世紀前半の医療ソーシャルワークとは何か
眞砂 照美
RappaportC.(1996):To Make Treatment EffectiveThe University Pressの学位論文を元に、医療ソーシャルワーカー(MSW)の草分けであるキャノンが活躍した20世紀前半の医療ソーシャルワークについて考察した。当時のMSWの実践では、病院内ケースワークにとどまらず、社会正義や人権、個別性の尊重というソーシャルな点を核とした地域へアウトリーチするアプローチであった。
日本福祉図書文献学会研究紀要
日本福祉図書文献学会
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