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基本情報
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| 氏名 | 劉 赫洋 |
| 氏名(カナ) | リュウ カクヨウ |
| 氏名(英語) | LIU Heyang |
| 所属 | 【教員用】 通信教育課程 文学部 中国学科 |
| 職名 | 講師 |
| researchmap研究者コード | R000055857 |
| researchmap機関 | 佛教大学 |
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本研究は、中国語の「脏」と「污」の意味拡張と日本人学習者の理解傾向を明らかにすることを目的とする。辞書およびコーパス分析の結果、「脏」は身体性や即物性に依拠し、具体的事象を基盤に語形成が進む一方、「污」は物理的汚染を起点として、社会的・抽象的領域へ放射的に拡張する特徴を示した。さらに、日本人学習者を対象とした自然さ判断調査により、「脏」は不衛生など具体的事象で高い理解度を示すものの、行儀・マナーや不道徳といった抽象的用法では揺らぎが見られた。他方、「污」は不名誉や不清廉といった社会的評価領域で一定の理解が得られるが、性的タブーや高度に抽象的な語義では理解度が低下した。以上の結果は、中国語教育において語の意味拡張を文化的・社会的文脈と関連づけて指導する必要性を示唆する。