時代を開いた教師たちⅢ 実践記録で紡ぐ戦前教育実践への扉
川地亜弥子、田中耕治
本書は実践記録を軸に、日本の戦前の優れた教育実践を人物に即してまとめたものである。筆者は、第1章の4を担当し、戦前の算数・数学教育において、影響を与えた小倉金之助に着目し、その数学教育論をまとめた。小倉は、実践家ではないものの、日本で初めて数学教育史研究を始めた人物であると同時に、日本の数学教育改造運動のオピニオンリーダーとなった人物である。小倉に着目し、戦前の算数・数学教育が抱えた論点を明らかにした。
第1章 教科の本質を見つめて 4 小倉金之助と科学的精神の涵養
63-74
日本標準
248
978-4-8208-0736-0