2023年度は
1 司法福祉学会において、研究代表者を企画者として、分科会「児童虐待被害者に対する法的支援」を立ち上げた。報告は松村歌子(研究分担者)による「児童虐待・DVの現状と子ども中心の支援の必要性」、立石直子(研究分担者)「父母間のDVの児童虐待としての側面―離婚手続における評価の視点から」、齋藤実(研究分担者)「司法面接に関する動向-フィンランドの司法面接制度を参考にしつつ」、矢野恵美(研究代表者)「児童特別代理人(児童のための国選弁護人)制度について」について行った。
2 ジェンダー法学会において、研究代表者を企画者として、「今、改めてDVの犯罪化とそれに伴う諸問題について考える」を立ち上げ、「DV加害者への働きかけのあり方と司法の役割:DV防止法の課題」(松村歌子)、「外国人DV被害者の抱える問題」(立石直子)、「犯罪被害者等給付金とDV」(齋藤実)、「スウェーデンにおけるDV罪の現状と加害者処遇」(矢野恵美)の報告を行った。
3 刑法学会において、研究代表者が「受刑者を親にもつ子どもについて考える」の個別報告を行った。
4 ハワイ州最高裁判事(元ハワイ州家庭裁判所所長)を招聘し、DVと法に関する国際シンポジウム(国際研究集会)「法はDVをどう扱うのか」を開催し、ハワイの状況に加え、日本、基地内の状況についてが報告された。
5 この他、研究代表者が、研究からの知見を活かし、沖縄県DV防止法に基づく基本計画策定等委員会委員長、沖縄県困難な問題を抱える女性への支援のための施策の実施に関する基本的な計画(仮称)策定委員会委員長としてDVや児童虐待を含む計画の策定に携わった。又、DVや児童虐待を含む内容について、各種講演、研修を実施した。