見えざる女性たちはいかに捉えられてきたか:地方中核都市におけるホームレス政策とシェルターの事例研究
中野加奈子岡部茜
20th European Research Conference on Homelessness
FEANTSA
リスボン
https://www.feantsa.org/events/20-eoh-conference
日本のホームレス政策は、可視的な中高年男性を中心に構築され、女性の住居喪失をDV、ひとり親支援、精神医療等へ再分類することで不可視化してきた。本研究は、リプスキーの現場の官僚制論を用い、地方都市の緊急シェルターを対象に、法・行政・実践の三層から女性の「捕捉」を検討する。行政記録、事例、職員インタビューの分析から、女性の可視化は制度改革というよりは、緊急対応が偶発的にもたらしていたことを示す。