「船が語る日本の中世」『歴史学への招待』
今堀太逸、渡邊忠司、青山忠正、原田敬一、西川利文、山崎覚士、宮澤知之、李昇燁、井上浩一、塚本栄美子、水田大紀、八木透、斎藤英喜、鈴木文子、門田誠一、植村善博、渡邊秀一、小野田俊蔵、安藤佳香、佐古愛己、斉藤利彦
日本中世の流通について、事物の交渉を実際に支えた船に着目し論究した。まず最初に、大韓民国で発掘された「新安沈船」を当該期の船舶の実例として紹介し、つづいて古代の「百済船」、中世遣明船などをとりあげ、わが国において発展した船舶の実態を考え、それに支えられた商品流通について言及した。
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世界思想社
978-4-7907-1687-7