治療的アセスメントについて考える(その4)投映法の治療的活用に関する研究
第30回日本心理臨床学会自主シンポジウム
日本心理臨床学会
愛知学院大学
新しいタイプのアセスメント/セラピーであるFinnの治療的アセスメントや、そのヴァリエーションをすでに実践している日本の臨床家が結集して、この画期的な手法について様々な視点から討議を行った。演者(松瀬)は、セラピストがロールシャッハや描画法等の投映法を、フィードバック的なセッションの中で治療的に如何に活用すればよいのかを探求するため、ロールシャッハ法となぐり描き法の“治療的な統合”という視点から活用モデルを幾つか提示した。