精神疾患の親がいる高校生以上向け情報誌の有効性検討
田野中恭子,緒方靖恵,佐藤純,土田幸子
第83回日本公衆衛生学会総会
日本公衆衛生学会
札幌市
本研究は、精神疾患の親をもつ子ども自身が活用できる4つの「支え」(情報、相談、子どもの集い、自分の時間)を知り、つながろうと思える情報誌・Webサイトを開発し、その有効性を検討する基礎資料とすることを目的とした。高校生・大学生317名を対象に自記式調査を実施し、情報誌閲覧により子どもが支えにつながろうと思えることが示された。精神疾患や子どもの子丸ごとを学校等に伝え、相談できる環境づくりの重要性が示唆された。