SalingerのThe Catcher in the Rye における少年の精神的自立について
関西英語英米文学会第42回例会(大阪産業大学梅田サテライト教室)
サリンジャーの代表作『ライ麦畑でつかまえて』における主人公の精神的自立のプロセスを詳細に明らかにしている。修士論文で扱った内容をさらに敷衍させ、従来批評家がこの作品をどう解釈してきたのかを踏まえた上で、それらの解釈よりもユング心理学的に解釈するほうが多くのことを説明できることを主張している。