対人援助職の成長過程に関する一考察―PSWが担う役割に変化に着目して―

キーワード：社会的使命　成長過程　援助者態度　役割意識　パートナーシップ1997（平成9）年に成立した「精神保健福祉士法」は。社会的入院状態にある精神障害者の地域移行を担う職種としてPSWが位置づけられ、国家資格として制度化された。しかし、法施行後も社会的入院は解消されていない。その要因は、精神科病院中心で進められてきたことと地域の基盤整備が遅れていることの２つである。また、現場では、法施行後に資格取得した経験年数10年未満のPSWが半数を超えている。その意味から、精神科病院を除く地域で働くPSWの力

福祉教育開発センター紀要

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