講演・口頭発表等

基本情報

氏名 大西 磨希子
氏名(カナ) オオニシ マキコ
氏名(英語) ONISHI Makiko
所属 【教員用】 通学課程 仏教学部 仏教学科
職名 教授
researchmap研究者コード 5000092698
researchmap機関 佛教大学

タイトル

『大雲經疏』所引の『大雲經』について

講演者

大西磨希子

会議名

中日典籍、寫本與絲路文明研討會

発表年月日

2026/03/07

開催年月日(From)

2026/03/07

開催年月日(To)

2026/03/07

招待の有無

有り

記述言語

日本語

国・地域

日本

会議区分

国際会議

国際共著

国際共著していない

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

京都大學人文科學研究所

開催地

京都大學人文科學研究所

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概要

敦煌寫本S.2658、S.6502の『大雲經疏』は首尾を缺き原題は不明であるが、永超の『東域傳燈目錄』に著錄される「大雲經神皇授記義疏一卷」と同一テキストと考えられている。この『大雲經疏』に「經曰」として引用される經文とは、まさに武周革命に利用された『大雲經』にほかならない。この『大雲經』について、今日では傳存する曇無讖譯『大方等無想經』六卷とみなすことが通說となっている。すると、武周革命に用いられたのは、この讖譯ということになる。しかしながら、讖譯は六卷本であるが、史書によれば、この時に用いられた『大雲經』は四卷であり、卷數が異なっている。また、『大雲經疏』所引の經文を讖譯と對照すると、抄出が多いだけでなく、經文の前後關係が大きく錯綜するという、きわめて不自然な狀況が見出せる。
そこで本報告では、歷代經錄における『大雲經』の入藏記錄の變化に着目し、武周革命に用いられた『大雲經』は竺佛念譯を四卷本に短く編集し直したものであったこと、さらに革命後に編纂された『大周刊定衆經目錄』では意圖的に譯者が曇無讖にすり替えられたのではないかとの試論を提示する。

主要業績フラグ

主要な業績