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基本情報
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| 氏名 | 相馬 伸一 |
| 氏名(カナ) | ソウマ シンイチ |
| 氏名(英語) | SOHMA Shinichi |
| 所属 | 【教員用】 通学課程 教育学部 教育学科 |
| 職名 | 教授 |
| researchmap研究者コード | 1000211933 |
| researchmap機関 | 佛教大学 |
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チェコ17世紀の思想家ヨハネス・コメニウスと日本人との出会いは,これまでのところ,漂流民ゴンザが18世紀前半にロシアでコメニウスの教科書を翻訳したのが最初であると考えられている。本論文は,ゴンザ以前のエピソードの検討に関する中間報告である。コメニウスの友人ヨーン・ヨンストンとコメニウスの論敵であるロデウィク・マイエルの著作は日本で受け入れられ,蘭学と洋学の発展にかなり貢献したのに対して,ゴンザに先立つ記録は見出されなかった。これは,コメニウスのテクストにとって近世日本の文化的障壁がやはり険しかったことを示唆していよう。未発掘の史料に対する調査の進展が期待されるとともに,コメニウスのテクストに関連する情況証拠や間接的影響が考察される必要がある。