論文

基本情報

氏名 相馬 伸一
氏名(カナ) ソウマ シンイチ
氏名(英語) SOHMA Shinichi
所属 【教員用】 通学課程 教育学部 教育学科
職名 教授
researchmap研究者コード 1000211933
researchmap機関 佛教大学

題名

コメニウス『パンソフィア』精読(1) -思想史的背景と執筆の経緯を中心に-

単著・共著の別

著者

相馬伸一

担当区分

 

概要

本論文は、17世紀チェコの思想家ヨハネス・アモス・コメニウスの晩年の主要著作『人間に対する総合的熟議』の第3部『パンソフィア』の精読プロジェクトの一環である。本論文では、コメニウス自身のパンソフィアの定義、近世ヨーロッパ思想史に関する最近の研究を通じたパンソフィアという用語の歴史的背景、そしてコメニウスの『総合的熟議』の構想とその執筆・出版の歴史を扱った。本論文の主張は以下の3点である。一部の研究ではパンソフィアという用語の使用が古代ギリシャに遡られるとされているが、それには疑問がある。イギリスの思想史家フランシス・イェイツが主張しているように、イタリアの新プラトン主義哲学者フランチェスコ・パトリツィによって初めて論じられたかも不明である。他方、ヨーロッパにおける最近の研究で明らかにされているように、フランスの人文主義者ペトルス・ラムスが17世紀の百科全書主義や汎智思想に多大な影響を与えたことは、日本の学界でも注目されるべきである。

発表雑誌等の名称

広島修大論集

出版者

広島修道大学

65

1

開始ページ

 

終了ページ

 

発行又は発表の年月

2024/09

査読の有無

無し

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

国際・国内誌

 

国際共著

 

ISSN

 

eISSN

 

ISBN

 

DOI

 

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論文の学内分類

原著

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