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							基本情報 
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| 氏名 | 阿部 慈美 | 
| 氏名(カナ) | アベ メグミ | 
| 氏名(英語) | ABE Megumi | 
| 所属 | 【教員用】 通学課程 保医技学部 看護学科 | 
| 職名 | 講師 | 
| researchmap研究者コード | 7000024250 | 
| researchmap機関 | 佛教大学 | 
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本研究では認知症ケアチームの実態を明らかにし認知症高齢者へのHAD 予防上の課題を検討した.研究対象は認知症ケアチーム所属の看護師で,急性期病院1070 施設へ質問紙を送付し363 名(34%)から回答があった.有効回答数は103名(9.6%)であった.データを記述統計で分析すると共に,チームラウンドの有無と病棟看護師との連携の関係をマンホイットニーのU 検定にて解析した.結果,認知症ケア加算1 を取得していない施設は認知症ケアチームの設置が少なく,チームの活動内容は認知症ケア加算算定要件の影響が大きかった.構成メンバーは認知症ケア加算1 の算定要件外であるが作業療法士や薬剤師が多く配置されていた.また,チームラウンドがあることで病棟看護師との連携が強化されていることが示唆された.認知症高齢者へのリハビリ支援や食事支援で困難性が高い症候はBPSD/ せん妄の陽性症状であるが,困難であるという回答数が多いのは身体疲労や生活リズムの崩れであった.