論文

基本情報

氏名 土佐 朋子
氏名(カナ) トサ トモコ
氏名(英語) TOSA Tomoko
所属 【教員用】 通学課程 文学部 日本文学科
職名 教授
researchmap研究者コード 5000101976
researchmap機関 佛教大学

題名

紀古麻呂「望雪詩」の論―理想の天子論―

単著・共著の別

単著

著者

土佐 朋子

担当区分

 

概要

古代中国の詠雪の詩賦では、雪が玉、柳絮や蝶などに譬えられ、雪の美的世界への沈溺が抽出される。しかし、紀古麻呂「望雪詩」では、無為の統治を目指す天皇が登場し、雪が出現させる美的世界は、錯覚がもたらす幻影であり、そのようなものに惑溺するのではなく、雪の中でも枯れることのない不変の志を抱く賢臣をもとめるのが、天子のあるべき姿だと主張される。漢詩創作は述志だとする古代中国の考え方に学んだ古麻呂は、詠物詩に対する反措定として本詩を創作したとみられる。

発表雑誌等の名称

『国語国文』

出版者

京都大学

86

9

開始ページ

34

終了ページ

49

発行又は発表の年月

2017/09

査読の有無

有り

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

国際・国内誌

 

国際共著

 

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