論文

基本情報

氏名 田中 裕成
氏名(カナ) タナカ ヒロノリ
氏名(英語) TANAKA Hironori
所属 【教員用】 通学課程 仏教学部 仏教学科
職名 講師
researchmap研究者コード R000020908
researchmap機関 佛教大学

単著・共著の別

共著

著者

加納和雄, Jowita kramer, 横山剛, 田中裕成, Sebastian nehrdich, 中山慧輝, 小南薫, 小谷昂久, 鳥澤芳峻, 鳥澤宏翔

担当区分

概要

  • 本稿は、安慧(Sthiramati)の『倶舎論』注釈『実義疏』(Tattvārthā)について、近年利用可能となった梵文写本に基づき、「業品」第39偈に対する注釈の梵文テクストと和訳・訳注を提示するとともに、世親『倶舎論』本文の梵文テクストと訳注を併せて提示するものである。第39偈では、別解脱律儀を捨する原因をめぐり、波羅夷罪の違犯による捨と、正法の隠没による捨という二つの異説が取り上げられる。前者をめぐっては、一つの波羅夷罪を犯しても律儀全体は失われないとするカシュミール毘婆沙師と、波羅夷罪を犯した者は比丘ではなくなるとする経部との対立が、経証、ヤシの木の喩え、「道を損なう沙門」、授学比丘(śikṣādattaka)の問題などを通じて詳細に論じられる。また後者については、正法隠没後には新たな律儀を獲得できなくなるものの、既得の律儀は失われないとする毘婆沙師の立場が示される。本稿は、これらの議論を伝える安慧疏の梵文原典を校訂・翻訳することにより、別解脱律儀の捨をめぐる有部・経部の論争と安慧による『倶舎論』解釈を原典資料に基づいて明らかにする研究である。

発表雑誌等の名称

対法雑誌



出版者

対法雑誌刊行会

巻

7

号

開始ページ

65

終了ページ

108

発行又は発表の年月

2026/07

査読の有無

有り

招待の有無

記述言語

掲載種別

国際・国内誌

国際共著

国際共著している

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