日本における近代初期海図の集成と東アジア海域における西洋海図との相互関係
日本学術振興会
科学研究費助成事業
甲南大学
鳴海 邦匡小林 茂塚本 章宏後藤 敦史
基盤研究(B)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H03527https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H03527/
本研究の目的は、(1)旧日本海軍水路部が作成した明治期の海図と水路誌の意義を理解するために、(2)19世紀の東アジア海域における西洋製海図の整備過程を解明し、(3)日本と西洋の海図における関係を明らかにすることである。これら3つのテーマを検討するために、海外では米議会図書館、米国立公文書館、大英図書館、英国立公文書館、国内では国会図書館、国立公文書館での調査を主に実施した。また、直接的な研究報告としては、学会発表4件、雑誌論文2件、図書1件を得ることができた。