教育から職業へのトランジション―若者の就労と進路就職選択の教育社会学―
山内乾史、小方直幸、深堀聰子、大石徹、Christian LAVEL、白鳥義彦、杉本均、堀家由妃代、小川啓一、田中伸幸、野村真作、河野佐智
原は第1章「日米間における「使い捨てられる若者」の比較」を担当し、社会階層や家庭環境が劣位におかれている若者ほど「使い捨てられる」アメリカに対し、日本では学力の高低に関わらずどのような家庭環境であっても「使い捨てられる若者」が一定数存在することを明らかとしている。(pp.4-31)とりわけ、「使い捨てられる若者」増加の要因として社会変動としてのマクドナルド化、子どもや若者に対するまなざしの変化としてのユースフォビア、親の管理下に置かれる若者としてヘリコプター・ペアレンツ、若者自身のメンタリティの変化として
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東信堂
978-4-88713-838-4