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基本情報
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| 氏名 | 有田 和臣 |
| 氏名(カナ) | アリタ カズオミ |
| 氏名(英語) | ARITA kazuomi |
| 所属 | 【教員用】 通学課程 文学部 日本文学科 |
| 職名 | 教授 |
| researchmap研究者コード | 1000274246 |
| researchmap機関 | 佛教大学 |
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ルドルフ・シュタイナー『ゲーテ的世界観の認識論要綱』の核心部分をほぼ祖述した西田幾多郎『善の研究』、シュタイナー『ニーチェ――同時代との闘争者』によるニーチェ思想解釈の核心部分をほぼ祖述した和辻哲郎『ニイチェ研究』、以上4著作からの決定的な影響のもとに、小林秀雄の批評思想の核心部分が形成された事実を例証した。とりわけ『ゲーテ的世界観の認識論要綱』からの影響は「様々なる意匠」の中核をなす「宿命」概念の形成に中心的な役割を果たしている。西田、和辻の著作にもシュタイナー思想を応用発展させた独創的部分があり、その部分からの影響も確認できる。これらによって小林の目指したところが、近代的客観主義に立つ主格二元論的実在認識の限界を乗り超え、主客一体の統一性を持つ実在認識を目指そうとした、西欧生命哲学思潮の方向と一致することが判明する。