医療系学生が闘病記を読むことの意味 第1報
越智 淳子大束 貢生菅野 圭子持留 浩二
Narrative Based Medicine(物語に基づいた医療)を理解するためのナラティブを用いた教育は、医療従事者にとって必要なものであるが、理学療法士・作業療法士の教育においては不足しているとともに、その教育効果についてはほとんど検討されていない。本論文では、理学療法士養育課程の学生が患者の語る物語のひとつである「闘病記」に接することでどのような影響・効果が生じるのかについて検討を行った。
社会学部論集
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