合成ポリペプチド設計と生体材料としての応用(第2報) 荷電型コポリペプチド膜の性能とin vitro 酵素加水分解
林隆紀 淀谷真也 古田雅一 林壽郎
医療分野における環境調和型材料を開発するため、新規荷電型ポリペプチド膜を合成し、その材料性能を調べた。その結果、膜の膨潤は架橋度や電荷の有無に依存することが明らかになった。また両性電解質系素材において、その力学的性能が増大することが認められ、生体軟組織に類似した機能を付与するための分子設計の知見が得られた。 (筆頭著者:本人)
日本接着学会誌
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