講演・口頭発表等

基本情報

氏名 石井 光昭
氏名(カナ) イシイ ミツアキ
氏名(英語) ISHII Mitsuaki
所属 【教員用】 通学課程 保医技学部 理学療法学科
職名 教授
researchmap研究者コード 5000104486
researchmap機関 佛教大学

タイトル

パーキンソン病患者のすくみ足がQOLに及ぼす影響

講演者

石井光昭

会議名

第12回パーキンソン病運動障害疾患コングレス

発表年月日

2018/07/05

開催年月日(From)

 

開催年月日(To)

 

招待の有無

無し

記述言語

日本語

国・地域

 

会議区分

国内会議

国際共著

 

会議種別

ポスター発表

主催者

Movement Disorders Society Japan

開催地

京都

URL

形式

 

無償ダウンロード

 

概要

目的 すくみ足がパーキンソン病患者のQOLに与える影響を調査すること.方法 28名のPD患者を対象とした.すくみ足は,FOG questionnaire (FOGQ) No. 3,4
Gait and Falls Questionnaire (GFQ) No. 14
MDS-UPDRS part2 No.13
part3 No.11を用いて評価した. また,日常生活における特定の状況でのすくみ足の有無を調べた.各すくみ足の評価結果に基づいて,対象を二つの群に分類した.各群間で,PD questionnaire-39 (PDQ-39)運動項目の得点に差があるかどうかを調べた.結果PDQ-39のトータルスコアは, FOGQ No.3
GFQ No.14,MDS-UPDRS part2 No.13,part3 No.11で分類した群間では有意な差がみられたが,FOGQ No.4で分けた群間では有意差はみられなかった.PDQ-39の下位項目(No.6
7)と GFQ No.14の間には強い関連性がみられた.また,PDQ-39のトータルスコアと,混雑・横断歩道・自動ドアの出入りでのすくみ足の有無の間には強い関連性があった.結論 すくみ足は運動に関連したQOLに大きく影響する.特に,すくみ足による転倒の頻度は,QOLの低下を予測する指標になり得る.加えて,日常生活における特定の状況のすくみ足の有無の聴取は,社会参加を促進するうえで有用であるかもしれない.

主要業績フラグ