小学校体育授業におけるコース別学習の有効性の検討―「投げる」ことに焦点をあてたコース設定と学習成果の関係から―
櫛橋卓仁、木村達也、松村紀子
5年生を対象に行ったコース別学習の有効性について学習成果から検討を行うことを目的とした。学習前は態度スコアにコース間で差が見られたが授業後の診断結果では「やり投げコース」と「投げ方チェックコース」が「成功」を示し,ハンドボールが「かなり成功」の結果が認められた。各コースの児童の投距離を単元前と単元後で測定した結果,全てのコースで平均値が向上しコース別学習の有効性が確認できた。
京都教育大学附属教育実践総合センター『教育実践研究紀要』
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