アクティブラーニングを用いた授業デザインの検討:「読書と豊かな人間性」における実践を通して
第13回 日本学校図書館学会研究発表大会
日本学校図書館学会
国立オリンピック記念青少年総合センター
本研究は,「読書と豊かな人間性」において,学生16名を対象にアクティブラーニングを用いて講義・演習を行った。そして,期末考査の記述回答をもとに質的分析を行い,16名の学生が「読書と豊かな人間性」をどのように捉えているのか明らかにし,今後の授業を計画するうえで示唆を得ることを目的とした。 結果として,16名の学生は「読書と豊かな人間性」が示すものは,「リテラシー」「コミュニケーション」「自分自身への発見」「人間としての成長」であった。これら4つの観点から,人間としての成長は経験値を広げ,社会を豊か